白川郷ツーリング 4日目
雪道の中google先生によると200km近く走らなければいけないので、早朝6時に岐阜県関市を出発
雪がない舗装道路だと1日300kmまで走れますが今回は雪道です…
まだ暗い中懐中電灯の明かりを頼りに出発の準備をします。
気温が低いので約10分程度暖機運転をしました。
天候は少し雨が降っていたので合羽を着込みます。
美濃市を超えた辺りにあったローソンで朝食を摂りました・・・
ついでにカップラーメンを食べるときの水もお互い1本ずつ購入します。
コンビニに来る車の多くはスキーやスノーボードの板が積んであり、スキー場に行く人がほとんどでした。
そしてこの時点で雪交じりの雨が降ってきます。
地図の確認とグローブの交換のため郡上八幡駅近くの路肩に駐めます。
完全防水のグローブ+ハンドルカバーを取り付けても手が寒くグリップヒーターが欲しくなります。
貼るタイプの使い捨てカイロをグリップに巻き付けて簡易グリップヒーターを取り付けましたが無いよりはイイという感じです。
一番温かいのがクランクケースで、旅中は何回も助けられました。
郡上八幡を過ぎた辺りから路面に雪が現れ始めまたので、国道156号線から県道52号線へ入ったのですが国道と同じぐらいの交通量があり走りにくい!
県道が終了し国道156号線を走ります。
道の駅白鳥でトイレ休憩
駐車場内は雪がかなり積もり、場内を除雪車を小型除雪車が走っていました。
雪が降る前に車が止まっていただろうと思われる偶然雪の積もっていない所へ駐車
新雪の中にわざと突っ込みスタックさせて少し遊びました。
信号のタイミングでキタノ氏が車何台か先をそしてキタノ氏の前を除雪車が走っていました。
除雪車が走っているなぁ〜なんて思っていたら何か衝突する音が!
どうやら除雪車が対向車を除雪?してしまったらしく正面衝突していました。
除雪車は車をバケットで受けたので無傷でしたが、車(軽自動車)はボンネットが上がってしまい大破していました。
スーパーカブでワンボックスカーを大破した時と良い勝負です。
キタノ氏が転倒してフロントバスケットがグラグラに・・・
車体とバスケットを取り付ける金具が壊れてしまい締めているのに閉まりません
工具は車載工具以外に持ってきたのでそれを取り出し緊急修理開始
やっぱり工具と針金(100円ショップのものですが。)ぐらいは持っておくと安心です。
針金を使いナットを自作、それをはめ込み応急処置を施しました。
天気は不安定で、雪になったり晴れたり、雨降ったりと安定しません
国道156号線を進むに連れてあまりにも雪がひどくなってきたのでチェーンを取り付けることにしました。
購入してからキタノ氏が同伴だからイイや〜ってことで1回も取り付け練習をしてこなかったので少し手こずりながら取り付け
その前にタイヤにチェーンのサイズが合ってないのですが…
またまた応急処置としてタイヤの空気を抜き、2人がかりで取り付け
タイヤは14-2.75で購入して以来交換はしてないのでチェーンが不良品なのか?はたまたメーカーに酔って違うのかは分かりません
バーナーで湯を温めカップうどんを食べます。
ボックスの上に汁を少しこぼしてしまいましたが、気にしない〜っ
お湯を温めながらチェーンを取り付けていたのであっという間にお湯が沸いた気になりましたが、外気温が氷点下なので以外と時間がかかります。
ここで1時間ちょっとぐらい時間を消費
火を焚くと1時間〜2時間大切な時間を消費します。
チェーンを付けひたっすら10~20キロでトコトコ走ります。
後ろからはスキー場へ行く車に煽られまくるので、車が何台か連なったら路肩により先に行ってもらいます。
追い越すときは必ずと言っていいほどこちらの様子をうかがってきます。
それだけバイクで雪道を走るのが珍しいようで、対向車が明らかにデジカメで写真を撮っていったり酷いときにはフラッシュを焚いて写真を撮られました。
記念写真は1枚1,000円〜です。
路面は写真の通りで、新雪は比較的走りやすいのですが、車が通ってできた雪の塊?を乗り越えるとタイヤを取られ点灯します。
3回ぐらい転倒しました。
フロントフェンダーの中に雪がたくさん詰まりフロントタイヤが回らなくなります。
キタノ氏にタイヤブラシを借りて雪を掻きだすのですが直ぐに溜まってしまいあまり意味がありません
こんな作業を繰り返しているので時間がかかり、乗ったり降りたり写真撮ったりを繰り返しているので、寒いどころか結構暑いんです。
道の駅を発見し駆け込みます。
道の駅「飛騨白山」
客は私たち以外おらず、とりあえずカップうどんしか食べいないので温かい物を食べようということになりました。
とりあえず目に入った みたらし団子を3本注文
キタノ氏山菜そばを食べると言うので私も注文しました。
温度差でカメラが曇る〜
珍なんとかトンネルの前で記念撮影
このトンネルの入り口にライブカメラが設置してあります。
大粒の雪が降り始め視界が悪くなり、しばし路肩に寄せて眼鏡と風防の雪かきをします。
ヘルメットのシールドをすると自分の息でシールドが曇り役に立ちません
がむしゃらに走りなんとか白川郷に到着
駐車場に入ろうとするとおじさんが走ってこっちに来た
「あんたら〜郵便屋さん?」
キタノ氏のカブに着いているMRDの箱を見ると一般人の99%が郵便屋さんと間違えます。
観光できたことを伝えると
「え?!タイヤノーマル?ちょっとまってろ〜」
と言い仲間の所へ戻るおじさん
キタノ氏とスタッドレスタイヤをくれるのかも知れないとか勝手に妄想していると
「この駐車場はあと30分で閉まるから・・・」
12時頃に白川郷へ到着の予定でしたが、雪道がこんなに走りにくいとは思わず着いたのが16時30分になってしまいました。
更にそのおじさんの仲間に
「何?!高岡まで行く?!それなら早く行った方が良い!ココは天気の悪いときにくるところじゃねー国道304号線は峠道で事故を起こしたときに車が通らないから156号線で行った方が・・・」
事故を起こすことを前提でルートを教えてくれました。
適当に写真を何枚か撮影し白川郷を後にします。
雪道はあっという間に真っ暗に
交通量はほぼ0なので後ろは心配ないのですが、雪が降っているためメガネに雪が積もり道中何度も積もった雪を除雪
圏外になったりならなかったりするiPhoneを騙し騙し使い地図でのこりの距離を確認
その点ドコモは心配なく、常に3本アンテナが立っています。
やっぱり山道とか走る私はiPhoneだけではダメだなぁ〜
ひたすら山を降り吉野家で夕食
22:30に宿に入りました。
疲れた〜